三井不動産、大阪府堺市美原区に「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」を開業
三井不動産は、大阪府堺市美原区にて開発を推進中のリージョナル型ショッピングセンターの施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」に決定した。開業は11月を予定している。
関西エリア4施設目のららぽーととなる同施設は、SDGsやESG投資などへの注目が高まる中、年間消費エネルギー量が大幅に削減された建築物に与えられる「ZEB Oriented(物販等)」認証を大規模商業施設として国内で初めて取得した、環境に配慮した商業施設となる。堺市および美原区における都市拠点と南河内地域および奈良県中部の交流結節拠点としての役割を担い、建物内には地域連携を図ったイベントを実施できるスペースを設ける。
ファミリー層をメインに、シニア・ヤング層まで幅広い世代の消費者に楽しんでもらえる多彩な店舗・サービスを提供すべく、さまざまなファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど話題性の高い約210店舗をバラエティ豊かに取りそろえる。今回、その中から186店舗を先行して発表した。
また、同施設では、従業員の人々に向けた各種施策にも積極的に取り組んでいくとのこと。デザインと利便性にこだわった従業員休憩室など、より働きやすい環境を整える予定となっている。加えて店舗の従業員採用支援のため、「ららぽーと堺 採用センター」(業務委託先:アイデム)を立ち上げ、6月22日から各店舗の求人募集を、合同求人説明会の形式で順次実施うる。
先行発表以外の店舗および各店舗の詳細については、8月頃に発表予定となっている。
同施設は、大阪の南北を繋ぐ主要幹線道路である国道309号に接道し、阪和自動車道の美原北ICならびに美原南ICが至近に位置している。南阪奈道路も使いやすい立地で、広域からでも自動車でのアクセスに優れている。
また、公共交通機関のアクセスとしては、近畿日本鉄道南大阪線「河内松原駅」、南海電気鉄道高野線「初芝駅」、大阪市高速電気軌道 御堂筋線「新金岡駅」の各駅から、同施設に近接するバスロータリーへのバスの運行がある。
同施設は、カーボンニュートラルデザイン推進計画の一環として、施設の設計一次エネルギー消費量を30%以上削減し、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく評価において「ZEB Oriented(物販等)」認証を大規模商業施設で初めて取得した。
[施設概要]
所在地:大阪府堺市美原区黒山22番1
施設名称:三井ショッピングパーク ららぽーと堺
構造規模 :
店舗棟:鉄骨造地上3階建 (店舗:1~3階、駐車場:屋上)
立体駐車場棟:鉄骨造地上3階建 1棟/鉄骨造地上6階建 1棟
延床面積:約14万3600m2(約4万3400坪)
(店舗棟 約9万200m2、立体駐車場棟 約5万3400m2)
店舗面積:約5万6200m2(約1万7000坪)
店舗数:約210店舗
駐車台数:約3050台
交通:南海高野線「北野田」駅 約2.5km
阪和自動車道「美原南」IC 約1㎞、「美原北」IC 約1.5㎞