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三菱地所とヒルトン、名古屋・栄に「コンラッド名古屋」を2026年に開業予定

2022.06.16 18:22 更新

 三菱地所とヒルトンは、「コンラッド名古屋」の開業に向けて契約を締結したことを発表した。「コンラッド名古屋」は、三菱地所、日本郵政不動産、明治安田生命、中日新聞社が共同所有し、ヒルトンが運営し2026年夏頃の開業を目指す。

 ヒルトンのラグジュアリーブランドのひとつである「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、現在、世界5大陸に40軒以上のホテルを展開しており、コンテンポラリーなデザインや先進的なイノベーション、キュレーションアートを特徴としており、ローカルや世界の文化に触れることができるサービスを消費者に提供している。ヒルトンにとって名古屋への進出は、「ヒルトン名古屋」に続く2軒目となり、初のコンラッド進出となる。

 「コンラッド名古屋」は、三菱地所、日本郵政不動産、明治安田生命、中日新聞社、パルコが名古屋の中心街・栄エリアで進める「(仮称)錦三丁目25地上41番街区計画」の施設内にある。同ホテルは、新たに建設される階建ての複合ビルの10~11階および31~41階に位置する。同ビルは地下鉄栄駅に直結し、同ホテルのほか、商業施設やシネマコンプレックス、オフィスが入る予定とのこと。ビジネス街および名古屋城や熱田神宮などの観光名所へのアクセスにも便利な立地にあり、洗練したラグジュアリーな空間とおもてなしで国内外の消費者を迎える。

 「コンラッド名古屋」は、約50平米のスタンダードルームを中心とした全170室の客室の他、オールデイダイニングやルーフトップバーなどの料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、また、宴会やビジネスミーティングの需要に対応するため最大約180名を収容できるボールルームや4つの会議室なども備える予定とのこと。同ホテルのデザインには、製造業やクラフトマンシップで知られる愛知県のアートや精巧な職人技を随所に取り入れる予定になっている。

[ホテル概要]
名称:コンラッド名古屋
所在地:名古屋市中区錦三丁目2501番1、2501番2、2514番
建物規模:地上41階、地下4階、塔屋1階・高さ約211m
敷地面積:4866.40m2
ホテル延床面積:約2万3900m2
客室数:170室
共用施設:オールデイダイニング、シグネチャーレストラン、 ロビーラウンジ&バー、ルーフトップバー、エグゼクティブラウンジ、 ジム、スパ、屋内プール、ボールルーム(宴会場)、 ボードルーム、会議室
着工:7月1日(金)
竣工:2026年3月(予定)
開業:2026年夏頃(予定)

三菱地所=https://www.mec.co.jp/


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