花王、お風呂場でぬれた肌に使用する薬用の保湿クリーム「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」を発売
花王は、10月8日に、乾燥性敏感肌を考えた「キュレル」から、お風呂場でぬれた肌に使用する薬用の保湿クリーム「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」(医薬部外品)を発売する(1品目2品種)。8月9日に行われた発表会では、消炎剤配合によって肌荒れを防いだり、セラミド機能成分(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)(潤い成分)配合の濃密なクリームがぬれた肌の水分となじんでローション状に変化して密着し、肌の必須成分「セラミド」の働きを補い潤いを与え、水分を封じ込める“潤いバリアラッピング技術”を採用している点などについて詳しく解説した。
「『キュレル』とは、Cure+wellのCure(治癒)して、well(よい)状態に導くという意味から名づけられた。ターゲットは乾燥性敏感肌による肌トラブルに振り回されず、健やかに毎日を過ごしたいと望んでいる人としている。そして、“セラミドケア”で根本改善に導き、365日・24時間、乾燥性敏感肌の人に寄り添い、肌悩みから開放する、パートナーとして存在し続けることをブランドエッセンスとしている」と、花王 PR担当の村上氏が「キュレル」ブランドについて紹介する。「商品開発においては、安心・安全のみならず、セラミドによる保湿バリア機能改善効果を実感できるようにこだわっている」と、乾燥性敏感肌の人に配慮した商品開発を心がけていると述べていた。
「セラミドは、角層に存在する重要な保湿成分・バリア機能の主役で、セラミドを補うセラミドケアが肌には重要となってくる」と、セラミド不足の肌を改善することが、肌荒れ・カサつきなどの肌トラブルを抑えることになると説明する。「キュレルでは、フェイス、ボディ、頭皮&ヘア分野において、約70アイテム以上を展開している」と、豊富なラインアップで、乾燥性敏感肌の人を守っているのだとアピールする。「キュレルのボディケアのラインアップは、1日を通じて、乾燥・敏感症状が気になる人に、ローション、ジェルローション、ディープモイスチャースプレーを展開。より濃厚なテクスチャーで乾燥対策したい人に、クリーム、モイスチャーバームを展開している。そして今回、入浴直後の乾燥が気になる人に、『バスタイム モイストバリアクリーム』を上市する」と、ボディケアに新たな商品を展開するとのこと。
「当社の調査によると、乾燥性敏感肌の半数以上が、入浴後着衣前までに乾燥を感じ、約8割は着衣前にボディケアを行っていることが明らかとなった」と、お風呂あがりの乾燥意識とケア実態について紹介。「入浴後ケアをしているにも関わらず、着衣前に乾燥を感じている人は、『乾燥改善/潤い持続』に不満が多いことがわかった」と、現在使用のボディケア品について不満があると回答しているという。「さらに、入浴後、身体の乾燥やかゆみを感じているにも関わらず、フェイスケアや子どもケアが優先で、自分のボディケアが後回しになっている実態も明らかとなった」と、入浴後すぐにボディケアが実施できていないことが浮き彫りになったと説明する。
「湯あがりは一気に乾燥が進行。乾燥性敏感肌はより深い肌の乾燥状態になる」と、湯あがり乾燥について解説。「『バスタイム モイストバリアクリーム』は、お風呂場の中で濡れた肌に塗り、全身の肌のバリア機能を改善しながら、翌朝まで潤いが長続きする」と、潤いバリアラッピング技術で、濡れた肌の上で、高粘度クリームが一瞬でシャバシャバの液状に変化。セラミド機能成分を効率的に高吸収し、タオルにも吸い取られにくいのだと力説する。「べたつかず、なじみが良く、全身に伸ばしやすい使用感になっている」と、使い心地にもこだわった商品なのだと教えてくれた。
「湯あがり乾燥実態と『バスタイム モイストバリアクリーム』の効果を試験した結果、乾燥肌の人は特に、入浴後急激に乾燥。タオルドライ前の濡れた肌へのケアで、入浴後の水分減少を抑制していた。さらに皮膚科専門医は、乾燥、落屑、ともに有意に改善していると評価していた。そして角層水分量が大幅に改善し、被験者のかゆみが軽減した」と、肌の改善がみられたという。「事前に『バスタイム モイストバリアクリーム』を使用した人は、かゆみや乾燥などの悩みが解消され、83%の人が今後も使用したいと回答した」と、高評価を得られたとのこと。
「後回しにしがちなボディケアに潤い効果を即実感できる新習慣として、乾燥ゼロ秒セラミドケア“濡れた肌に使える薬用クリーム”『バスタイム モイストバリアクリーム』が誕生した。新技術“潤いバリアラッピング”でクリームが水と馴染んで変化し、肌にムラなく広がりピタッと密着する。また、セラミドケアで全身のバリア機能を改善。翌朝まで潤いが続く肌に導く。さらに消炎剤を配合しているので、肌荒れ、かゆみを予防する」と、乾燥性敏感肌の深刻なボディの乾燥・荒れ肌悩みを「バスタイム モイストバリアクリーム」で根本改善してほしいと訴えた。
「容器は、そのまま本体として使用する“つりさげパック”容器を採用した。パックにそのまま、専用ノズル『らくらくスイッチ』を取り付けて、専用のフックで、お風呂場のタオル掛け等にかけて使うことができる」とのこと。「専用ノズルの『らくらくスイッチ』は、軽い力で液の量が調節でき、逆流しない構造になっているため、水や空気が中に入りこまず、衛生的に最後まで使いきることができ、フックとノズルは繰り返し使える仕様になっている」と、プラスチックボトルレス化によって、プラスチック廃棄量の削減にも取り組む考えを示した。
[小売価格]設定なし
[発売日]10月8日(土)