美容・化粧品

資生堂、日焼け止めブランド「アネッサ」から日中用美容乳液「デイセラム」など発売、新ミューズに小松菜奈さんが就任し新TV-CMをOA

2022.02.16 21:52 更新

 資生堂は、21年連続売上シェアNo.1(インテージSRI、SRI+ 2000年10月~2021年9月 サンケア市場(子ども用除く) アネッサメインシリーズ金額シェア)の日焼け止めブランド「アネッサ」から、2月21日に日中用美容乳液「デイセラム」などを発売する。これに先立ち、アネッサ新ミューズ就任・新TV-CM発表会を2月15日に開催した。発表会では、アネッサのブランド戦略および日中用美容乳液「デイセラム」について紹介した他、新CMの披露後、アネッサのミューズに就任した小松菜奈さんが登場し、CM撮影の秘話や紫外線ケアに関するトークショーを行った。

 「アネッサはサンケア市場で21年連続売上No.1ブランドとなっている。この背景には、日焼け止めとしての高機能イメージを獲得していることが影響している」と、資生堂ジャパン 加藤仁久アネッサ ブランドマネージャー。「当社が行った調査によると、サンケアについて、シミから徹底的に守ることに加え、日常での使いやすさを重視していることが明らかとなった。そこで、特別なシーンで、日焼けを防いでくれるというアネッサのイメージを活かし、シミを絶対に作らせないために日常必須かつ毎日使いたくなるサンケアに応える商品体系で市場をけん引していく」と、生活者ニーズにマッチした商品をラインアップすると意気込む。

 「ゴールドシリーズは、汗・水・熱、空気中の水分でUVブロック膜が均一化し強くなるオートブースター技術を搭載した。また、薬用美白UVジェルは定番商品として展開する」と、シミを作らせない、毎日使いたくなるサンケアに応える商品になっているとのこと。「一方、サンケアの重要性は定着・コロナ禍への生活様式変化にともない、スキンケア意識・市場が伸長している。これまでの“サンケアイコール紫外線から肌を守ること”という概念を超え、サンケアしながら肌を美しくしたいというインサイトに対し、サンケアカテゴリの常識を覆す新技術で新価値提案を行う」と、変化するサンケアニーズに対応していくと力説。「“はじめよう、太陽エステ。”をコンセプトに『アネッサ デイセラム』を新発売する」と、革新的な技術を搭載した日中用美容乳液を上市すると訴える。「『アネッサ デイセラム』では、UVカットプラス太陽の光を美容効果のある光に変換するサンデュアルケア技術を搭載した。独自成分スピルキュアエッセンスで潤いを保護する」と、約30億年前から存在する強い生命力を持つスピルリナのボタニカルエキスとミネラルパウダー、潤い成分をブレンドすることで、革新的な技術を生み出したと強調する。

 「さらに、太陽のもと、人も地球も輝き続ける世界をテーマに『アネッサ SUNステイナブルな世界』を目指した活動をスタートした」と、サスティナビリティ活動も推進しているとのこと。「これからも生活者ニーズに応え、より日常使いに最適なサンケアへとアネッサを進化させていく」と、生活者ニーズに寄り添いながら、人々のサンケアをサポートしていくとアピールした。

 そして、アネッサ新ミューズに就任した小松菜奈さんが登場。小松さんが出演する新CMが披露されると、「撮影では、セットの寝転がるベッドにサンサンと光がさしていて、美術館のようなモダンな空間が広がっていた。太陽に立ち向かう気持ちで、CGの様子を想像しながら演じた」と撮影時のエピソードを紹介。

 また、CM内で流れるナレーション「紫外線を防ぐだけでなく美容効果のある光に変える」という言葉や「はじめよう、太陽エステ。」というセリフに関して、「すごくインパクトがある。紫外線を味方に変えるとはどういうことか気になった」と述べていた。

 小松さんのコメントを受けて、ステージ上では資生堂 ブランド価値開発研究所の榎本歩研究員が、紫外線を美肌光に変換する技術のデモンストレーションを実施した。顔の下半分のみサンデュアルケア製品を塗布したマネキンを用意し、サンデュアルケア製品が塗られていない上半分と塗られている下半分、それぞれに小松さんにUVライトを照射してもらった。

 すると、下半分だけ紫外線の紫色の光が変化し、美肌光に変換されていることが検証された。光の色の変化を見た小松さんは、「全然違う」と驚いた様子。榎本研究員の説明を受けて「紫外線は敵だと思っていたが味方に変わると思うと、今までのイメージが覆された感じがする」と、新たな発見に終始感嘆した表情を浮かべていた。

 続いて、「小松さん流・美肌ケアトーク」を実施した。日焼け止めを「自分を褒めてあげたいくらいちゃんと毎日塗っている」という小松さんは、「母から『大人になってくるとシミができてしまうので、今のうちからケアした方が、将来の肌が違う』と小さい頃に教わっていたため、小学生の頃から日焼け止めを塗ることが習慣になっている」と、幼少期から肌ケアを行っていたとのこと。「美肌を目指す、三種の神器」については、「ずっと愛用していたアネッサとベッドと納豆。アネッサは、ずっと愛用していてこれがあれば、という心強さがあり、美肌には欠かせない一歩だと思う。ベッドは、睡眠をとらないと肌にも良くない。良い質の睡眠がとれるようにベッドを変えて、眠りも深くなった。納豆は、健康にいいだけでなく、個人的に好きだから。常に冷蔵庫にはストックがあって、ないと不安になってしまうほど好き」と語っていた。

 さらに、うっかり日焼けしてしまったしくじりエピソードとして、「日焼け止めは塗ってはいたが、私は焼けない体質だとどこかで思い込んでいて、旅行に行ったときにしっかりと焼けてしまった。最初は気づかなかったが、旅行から帰ってきたときにヘアメイクさんに『すごい焼けてる』といわれて、こまめに塗ることが大事だと学んだ」と、過信は禁物であるとアドバイスしていた。

 また、翌日2月16日に26歳の誕生日を控える小松さんにアネッサから誕生日ケーキが贈られた。小松さんは、「26歳の抱負は、健康でいることはもちろんだが、プライベートで山に登ることが好きなので、今年実現できるかはわからないが、富士山に登りたいという夢がある。山は日差しが強いのでしっかりアネッサを握りしめてアネッサを塗って、挑戦したい」と語っていた。最後に小松さんは、「実際にデモを見て、すごいものが誕生したと実感した。アネッサでUVケアをして肌と向き合って、未来の肌につなげていけたらいいと思っている」と、ミューズとしてこれからも毎日サンケアを行っていくと語っていた。

 2月21日新発売の「アネッサ デイセラム」は、紫外線をカットすると同時に、太陽の光を美容効果のある光に変換する世界初の成分アプローチ(肌を守るUV防御剤および、UVを美容効果のある光に変換するスピルリナプラテンシスエキスと蛍光酸化亜鉛、その光を増幅させるPEG/PPG-14/7ジメチルエーテルを配合した処方(2021年4月 Mintel社データベースおよび独自調査による同社調べ))であるサンデュアルケア技術を搭載した日中用美容乳液・化粧下地とのこと。長時間保湿効果によって、肌にハリとうるおいを届ける。また、ほんのりピンクの中味でトーンアップ効果もあり、適度な血色感と明るい透明感のある肌へ導く。SPF50+・PA++++となっている。

[小売価格]ノープリントプライス
[発売日]2月21日(月)

資生堂=https://www.shiseido.co.jp/


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