冬便秘は自律神経の乱れのサイン
2022.12.16 21:00 更新
▽日本では大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病など大腸に関する大きな病気が年々増加し、日本人の「大腸劣化」は深刻化しつつあるといわれている。「大腸劣化」対策委員会では、「大腸」の機能が衰えることで、全身の健康リスクが高まっている状態を示す「大腸劣化」の認知を広げ、毎日の生活のなかで対策に取り組んでもらうための活動を行っている。
自律神経の乱れは便秘だけでなく、肌荒れや肥満、不眠、イライラといった様々な全身の不調にもつながる。今回は、冬に乱れがちな自律神経と便秘について、自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部 小林弘幸教授と、都内で便秘外来(健美腸外来)を開設し20年以上にわたって便秘の人を診療されている小林メディカルクリニック東京 小林暁子院長の二人に話を聞いた。