エディターズダイアリー

身体の「コゲ」がもたらす悪影響

2022.12.07 23:37 更新

▽体内でタンパク質に余計な糖質が結びつき、そこに熱が加わることでタンパク質が変性・劣化し、終末糖化産物(AGEs)を生成する反応のことを糖化といいます。体内で起こる糖化は、体温の熱が引き金になることから、身体が「コゲる」ともいわれています。では、身体に発生するコゲは、私たちの健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

AGEsが血管の内皮に蓄積すると動脈硬化のリスクが高まり、骨に溜まると骨粗鬆症に、目の水晶体に溜まると白内障に、脳に溜まるとアルツハイマー型認知症のリスクになるとされています。また、皮膚に溜まるとコラーゲンがもろくなり、肌の弾力が落ち、シワやたるみを引き起こすとのこと。


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