物を見るのに必要な4つの眼筋
2022.11.16 21:08 更新
▽目は光を感じたり、物の形や色を見たりする感覚器です。物を見るという基本的な役割を果たす「眼球」とその情報を脳へと伝える「視神経」から成り立っています。一般的に、黒目と呼ばれているのは、瞳孔と虹彩で、角膜に覆われており、白目の部分は結膜と強膜に覆われているとのこと。そして、眼球の内部は硝子体というゼリー状の物質が詰まっていて、眼球を球状に保つ働きをしています。
光は、まず角膜から眼球に入り、そして瞳孔を通過します。瞳孔は、明るいときには小さくなり、暗いときには大きく広がって、光の量を調節するそうです。調節された光は、カメラのレンズと同じようにピントを合わせる役割を果たしている水晶体を通ります。水晶体を厚くしたり、薄くすることでピントを調節し、水晶体を通った光情報は、ゼリー状の硝子体を通って眼球の最奥部にある神経細胞の集中する網膜に到達し、網膜で像を結ぶとのこと。