玉ねぎの辛みを軽減させるコツは?
2022.09.22 21:55 更新
▽玉ねぎには、辛み成分であるアリシンが含まれています。そのため、サラダやカルパッチョなど生で玉ねぎを食べる際には、薄くスライスした後に水に浸す「水さらし」がよく行われます。アリシンは水溶性であるため、水さらしをすることでアリシンを取り除き、辛みを軽減させることができるとのこと。しかし、同じく水溶性のビタミンCやむくみ解消に効果のあるカリウムなどの栄養素がともに流れ出てしまいます。
そこでおすすめなのが、水ではなく空気にさらす方法です。辛み成分のアリシンは、揮発性を持つ成分でもあり、水にさらさずに空気にさらすだけでもある程度の辛みの軽減が可能とのこと。その証拠に、誰しも一度は玉ねぎを切った後に涙や鼻水が出た経験があるのではないでしょうか。それは、アリシンが揮発することで、目や鼻の粘膜に触れ、刺激を与えていたためです。