エディターズダイアリー

自律神経のバランスが乱れて起こる症状とは?

2022.09.15 23:14 更新

▽理性をつかさどる大脳皮質と情動をつかさどる大脳辺縁系が対立することにより、視床下部が様々な情報に振り回されると、交感神経と副交感神経のバランスを適切にコントロールできなくなるとのこと。例えば、仕事が忙しくて休みたいのに休めなかったり、本心では怒っているのに平謝りしたりするときです。このようなとき、理性が働いて情動を抑制しようとするため、ストレッサーとなるそうです。

こうしたストレス状態が続くと、脳は自律神経のバランスをコントロールできなくなることがあります。自律神経のバランスが乱れると、なんとなく体がだるい、疲れが取れない、胃が痛い、食欲がない、肩こりがあるなど、様々な症状を引き起こします。しかし、病院に行ってもこれといった病名が見つからなかったり、自律神経失調症や心身症といわれることもあります。


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