エディターズダイアリー

細胞分裂から始まる生命の連鎖

2022.09.01 20:24 更新

▽ドイツの医学者ルドルフ・ルードヴィヒ・カール・ウィルヒョウは、「すべての細胞は細胞から生まれる」という言葉を残しています。これは、私たちの体を構成するすべての細胞は、元をたどると1つの細胞にたどり着くことを示しています。つまりそれは、受精卵です。受精卵が2個になり、4個になり、8個になり、次々に分裂を繰り返すことによって、私たちの体は出来上がっていきます。

1個の細胞が2個以上の細胞に分かれることを「細胞分裂」といい、私たちは細胞分裂を行うことで、細胞を増殖させます。細胞分裂には、受精卵ができるまで卵子と精子が生殖のために行う「減数分裂」と、受精卵ができてから体の細胞を増やす「体細胞分裂」があります。この減数分裂と体細胞分裂の一連の流れを繰り返し、生命が連鎖していくとのこと。


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