▽細菌やウイルスなどの異物が体内へ侵入することを防いだり、侵入時に異物を攻撃したりする働きを持つタンパク質に「免疫グロブリン」があります。免疫グロブリンは、血液中やリンパ液中に存在し、全身を巡りながら体内のパトロールをしているそうです。
免疫グロブリンには、「IgG」「IgA」「IgM」「IgD」「IgE」の5つの種類があり、それぞれ異なる働きをしています。まず、IgGは、血液中に最も多く存在し、免疫グロブリン全体の約80%を占めているとのこと。体内に入ってきた細菌やウイルスなどの異物と結合する働きを担っています。