地球最初の生命「微生物」の役割
2022.08.18 20:14 更新
▽私たちが生活している地球は、約46億年前に太陽系の惑星として誕生しました。誕生したばかりの地球(原始地球)は、今とは全く別の環境で、酸素もなく、海は灼熱のマグマで満ち、生物の生存できるような場所ではなかったそうです。時間が経過するとともに、地球は徐々に冷やされ、約40億年前に生命が誕生したと考えられています。
この生命とは、100℃以上の熱い環境でも生存することができ、原始地球の中から出てくる水素や硫化水素を使って生育していた「微生物」だといわれています。つまり、地球上に最初に誕生した生命は、微生物であるとされています。その後、今の陸上の植物と同じように、光合成を行う微生物が現れ、この微生物が酸素をつくり続けると同時に大気中の二酸化炭素を取り込むことによって、地球の大気と気候は長い年月をかけて大きく変化していったとのこと。