日本気象協会が「気候変動と熱中症対策」をWEBで公開
2022.07.04 22:24 更新
▽日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、温室効果ガスの増加などによって地球全体の気温が上昇する中、気候変動とその対策について知り、今後さらに厳しくなる暑さに対して自ら熱中症対策に取り組んでもらうことを目的として、「気候変動と熱中症対策」コンテンツを、同プロジェクト公式サイトで7月1日に公開した。
1950年に創立した日本気象協会は、日本の気象コンサルティングのパイオニアとして、熱中症情報の発信や熱中症計の監修などを手掛けてきた。環境分野の調査解析で培った専門性と、長年の気象情報提供から得た技術を融合させ、熱中症予防の啓発を行っていくために2013年に発足したのが同プロジェクト。地球規模で気温が上昇していることや、熱中症で特に注意すべき高齢者人口が増えていることから、熱中症にかかる人を減らし、亡くなってしまう人をゼロにすることを目指して正しい熱中症対策を積極的に呼びかけ、今年活動10年目を迎えた。