エディターズダイアリー

赤血球の役割と特殊な構造

2022.07.26 20:16 更新

▽赤血球は、エネルギーを産生するために欠かせない酸素を全身の細胞に届け、細胞から排出された二酸化炭素を回収する役割を担っています。赤血球の構造は、中央がへこんだ円盤のような形をしています。直径は約8μm、厚さは2~3μmとのこと。単純な球形ではなく円盤型をしているのは、表面積が大きくなり酸素の受け渡しに好都合であるとともに、変形性が高くなるためだと考えられています。

赤血球は、やわらかく身をくねらせながら、自らの大きさと同じくらい小さな直径の毛細血管の中の巡っていくそうです。そのため、過剰なストレスや寒さなどで抹消の毛細血管が収縮すると、血流が悪化し赤血球の巡りも低下してしまうとのこと。


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