筋肉を動かすタンパク質とは?
2022.07.15 23:36 更新
▽タンパク質といえば、筋肉を思い浮かべる人は多いと思います。食事や運動ができることも、表情で感情を伝えることができることも筋肉があるからです。筋肉は骨に接していて自分の意思で動かすことができる骨格筋、血管や内臓に存在する自分の意志では動かすことができない平滑筋、心臓にある心筋の3つの種類があるとのこと。一般的に筋肉と呼ばれているのは骨格筋を指し、体重の約40%を占めており、私たちの健康と美しさを支えているそうです。
骨格筋は、筋原線維の束が集まってできており、筋原線維は「アクチン」とい「ミオシン」というタンパク質で構成されています。筋肉の収縮は、ミオシンがアクチンを手繰り寄せることで行われるそうです。このときエネルギーのもとになるATPが必要になるとのこと。そのため、ATPが不足しているとき、すなわち疲れているときは、ミオシンがアクチンを手繰り寄せることができず、うまく力を出すことができないそうです。