エディターズダイアリー

肝臓の代謝を円滑にするビタミンB群

2022.07.28 21:13 更新

▽肝臓の働きを正常に保つには、各種ビタミンが欠かすことができないとされています。肝臓では、例えばでんぷんをブドウ糖に作り替えるなど、栄養素の作り替え作業や新しい物質の合成、また不要な物質の分解・解毒などを行っています。それらは、主に酵素の働きによるもので、ビタミンは、その酵素の働きになくてはならない存在とのこと。このため、肝臓に何か障害があると、体内でのビタミンの合成などがうまく行われないそうです。

ビタミンの中でも、とりわけ肝臓と深い関係にあるのがビタミンB群とのこと。これは、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などを指します。これらのB群は、体内の代謝をスムーズにし、糖質や脂質、タンパク質などをエネルギー源に変えるのに欠かせないビタミンとされています。そして、体の中では、肝臓の細胞のミトコンドリアという小器官に多く含まれているそうです。


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