睡眠前と起床時にコップ1杯の水を
2022.07.05 21:35 更新
▽記録的な猛暑が続き、熱中症で倒れる人が急増しています。熱中症を予防するために大切なのが水分補給。人は、体重の約2%の水分が失われただけで口やのどの渇きだけでなく、食欲がなくなるなどの不快感が現れ、約5%での不足で頭痛、眠気、よろめき、脱力感などに襲われ、情緒も不安定になるとのこと。さらに、約10%の不足で筋肉のけいれんが起こり、循環不全や腎不全になるとされています。
また、体内の水分量が不足し、血液のめぐりが滞ると、命の危機ともいえる「梗塞」を起こすリスクが高まるそうです。特に注意したいのが睡眠時。血液の粘度は、午前4~8時にかけて最も高くなるとのこと。睡眠中は、水分を摂取することができないうえに、呼吸や汗などで200~300mlもの水分が失われてしまうのだとか。そのため、脳梗塞の発作は夜中、そして早朝から午前中にかけて多くなっているそうです。