ゴルフスイングにおける筋肉の動き
2022.06.27 19:36 更新
▽ゴルフを行うために筋肉はとても重要な組織とされています。ゴルフスイングにおいては、体の軸を安定させることが大切であり、そのために腹部・腰部・背中の筋肉、大腿部・臀部の筋肉、骨盤周辺にある筋肉などを中心に、バランスよく連動させて使うとよいそうです。ゴルフスイングの動きは実にシンプルで、下半身をできるだけ固定しておき、上半身の前傾角度をキープしながら、背骨を軸に上半身をひねります。そして、もうこれ以上、上半身をひねることができないとなった段階で、そこから下半身→上半身という順番で体を回転させるのが基本とのこと。
たとえば、バックスイングの出発点となるテイクバックでは、体重移動をしつつ、手や腕だけではなく、「腹筋と背筋」の力を意識しながらクラブを上げることが大切とされています。腹筋と背筋を使って、背骨を軸にして上半身を右にひねっていくと、左側の背骨が伸びると同時に右脚の太ももの内側の筋肉(内転筋)や脛の筋肉(前脛骨筋)に負荷がかかっていることがわかります。この時に右半身の体制維持の我慢が足りないと、体の軸が崩れてしまうそうです。