エディターズダイアリー

口腔内の健康を守る乳酸菌の働き

2022.06.23 21:57 更新

▽口の中でさまざまな病気を引き起こす悪玉菌として、歯周病菌が知られています。歯周病菌は嫌気性菌であるため、酸素の届かない環境を好むことから、歯肉で覆われた深い歯周ポケットの中に多く存在しているそうです。一方で、これらの悪玉菌が暴走しないように、口腔内の環境を唾液と一緒に守っているのが乳酸菌とのこと。

乳酸菌は、代謝によって糖から乳酸を作る微生物の総称を指します。そして、乳酸菌は腸内環境を整えたり発酵食品を作り出す善玉菌のイメージが強いですが、口腔内でもよい働きをしているとのこと。口腔内には、乳酸菌の中でもロイテリ菌やアシドフィルス菌といった種類が働いているそうです。主に、虫歯菌の増殖や歯垢形成を抑制、口臭予防などの口腔内の美と健康の維持にかかわっているとのこと。


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