エディターズダイアリー

筋肉とミトコンドリアの関係とは?

2022.06.15 21:09 更新

▽私たちは、体を動かすにも、心臓などの内臓を動かすにも、何をするにもエネルギーが必要です。そのエネルギーを作る役割を担っているのがミトコンドリアとのこと。ミトコンドリアは、体の運動量が多くなれば数が増え、活性化されることがわかっているそうです。ミトコンドリアが増えて活性化することで、取り込める酸素の量が増えるとのこと。特に、筋肉はエネルギー消費量が多いため、筋肉のミトコンドリアが増えることは、体全体のエネルギー消費量の増加に大きく影響するとされています。

ミトコンドリアがエネルギーを作るのに不可欠なのが酸素と栄養素です。その酸素と栄養素を体全体の細胞に行きわたらせるのが、毛細血管の役割とのこと。筋肉にも、毛細血管がたくさん通っており、酸素と栄養素を含んだ血液が運ばれています。例えば、筋肉が弛緩して軟らかくなると、筋肉の毛細血管に血液が流入し、収縮して硬くなれば血液は静脈の側に押し出され、伸縮を繰り返すことで血液循環が維持されているそうです。


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