エディターズダイアリー

腸を健康に保つ生活習慣

2022.06.13 18:26 更新

▽近年、大腸がんになる人が増加しています。増加の原因としては、食生活や日常生活、高齢化など私たちを取り巻く環境の変化が挙げられます。その中で、大腸がんを防ぐためには、便通を整える健康的な生活を心がけることが大切とされています。大腸にたまっている便は老廃物なので、がんを引き起こす可能性を少なくするには、老廃物をため込まないようにするのが重要とのこと。

腸を健康に保つポイントとしては、まず食物繊維を含む食品を積極的に摂ること。食物繊維には植物性と動物性があり、便秘解消には植物性が役立つそうです。植物性食物繊維は水に溶けない不溶性と、水に溶ける水溶性に分けられます。不溶性は大腸を刺激して、蠕動運動を促したり、水分を吸収したりして、便のカサを増やす働きがあるとのこと。一方、水溶性は腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるそうです。成人の場合、1日に必要な食物繊維摂取量は約25gとされています。


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