虫歯と歯周病を防ぐために
2022.05.26 22:09 更新
▽口腔内の病気として代表的なものといえば、虫歯と歯周病を挙げる人は多いと思います。虫歯と歯周病は、症状を引き起こす最近の種類は違うものの、どちらの細菌も菌の表面や歯肉の周辺、歯垢内に潜んでいる点では同じとのこと。そのため、どちらも予防方法は同じで、基本は毎日の歯磨きをきちんとすることが大切とされています。
予防の上では、特に虫歯は歯の病気なので「歯と歯の間」を、歯周病では「歯と歯肉の間」をきれいにする必要があるとのこと。そのため、歯磨きの際はデンタルフロスや歯間ブラシを使い、細かい部分も定期的に掃除をすることをおすすめします。歯垢は厚くなると、バイオフィルムが頑丈なバリアになって、唾液が内部に入りにくくなるので、酸が中和されなくなるとのこと。そのため、歯垢を落とすためには、歯磨きをしっかりすることと、歯科医院で専門の器具などを使った掃除をするとよいそうです。