鼻呼吸をしてのどを守ろう
2022.05.16 22:53 更新
▽私たちは無意識に呼吸をしていますが、気がつくと口を開けて口呼吸になっている人も多いとのこと。口呼吸をしていると、口の中全体が乾燥して口内の細菌が繁殖しやすくなり、歯周病や虫歯、口臭の原因にもなるそうです。また、鼻呼吸では鼻腔が吸った空気を加湿して温めたり、異物を除去したりするエアフィルターのような機能がありますが、口で空気を吸うと、ダイレクトに空気中の雑菌や異物を体内に取り入れてしまうことになるとのこと。
そうすると、異物が除去されない、冷たい、乾燥した空気が吸入されるために、のどや気道が傷つきやすくなってしまうといわれています。ほかにも、眠っているときに口呼吸であると、口を開けていることが多く、舌の位置がのどのほうに下がるため、いびきをかきやすくなり、ひどくなると睡眠時無呼吸症候群の原因にもなるのだとか。