▽私たちの体は皮膚で覆われています。皮膚は、身体と外部との境界にあることで、紫外線や病原菌などの侵入を防いで体を守るほか、体温調節や皮脂の分泌、塩分などの体内物質排泄などを行い、体内環境を保つ役割があるとされています。また、張り巡らされた神経が、触覚や痛覚などを通して、外部の情報を脳に伝える役割も果たしているとのこと。
皮膚の最も表面にある部分を表皮と呼びます。潤いを保つとともに、外界からの異物の侵入を防ぐ働きをしているそうです。表皮は通常0.2mmほどの厚さですが、強い刺激を受ける足の裏や手のひらなどは厚く、まぶたのようによく動く部分は薄いなど部位によっても厚さに違いが出てくるとのこと。