食事と運動でフレイルを予防
2022.04.18 19:21 更新
▽フレイルとは、筋肉や骨などの機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態を指すとのこと。フレイルになると、食べる量が減り、足腰の筋力が落ち、家に閉じこもりがちになるという悪循環が続くことで、寝たきりになる恐れも高くなるそうです。しかし、その一方で、適切な栄養摂取や運動によって、健康な状態を取り戻すこともできるとされています。
食事面では、低栄養を防ぎ、筋肉量を維持するために、タンパク質の摂取が欠かせません。良質なタンパク質を含む肉、魚、大豆製品、乳製品、卵などの摂取を心がけることが重要になるとのこと。また、一人で食事をする「孤食」では、食事の品数が減り栄養に偏りが出る可能性が高くなるため、家族や友人と共に食事をする「共食」の機会を設けることが予防にもつながるそうです。