エディターズダイアリー

ストレッサーの強度と影響

2022.04.14 22:52 更新

▽ストレスのもとになるストレッサーは、刺激の強度によって「ハイリスクストレッサー」と「ローリスクストレッサー」に分類されるとのこと。ハイリスクストレッサーは、生命の危機に関わるような強い刺激で、犯罪や交通事故、航空事故、地震などが該当するそうです。このような体験をすると、怒りや恐怖、悲哀などの感情が生じ、場合によってはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を起こすといわれています。

それに対して、ローリスクストレッサーは、私たちが日常生活で経験する比較的危険度の低い刺激とのこと。例えば、上司や同僚との人間関係や劣悪な環境、育児ストレスなど。しかし、ローリスクストレッサーであっても、その状態が継続したり増幅したりすることで、ローリスクストレッサーからハイリスクストレッサーへ変わっていくこともあるそうです。


このページの先頭へ