▽長年、習慣的にタバコを吸っていると、なかなかタバコがやめられず、禁煙の難しさを感じている人は多いようです。依存原因は、タバコに含まれている「ニコチン」という物質とのこと。ニコチンは、神経伝達物質のアセチルコリンと分子構造が似ており、脳が勘違いをしてアセチルコリン専用の受容体にタバコからのニコチンを結合させてしまうそうです。
また、体内で生成されるアセチルコリンはすぐに分解されますが、ニコチンの分解には時間がかかるとのこと。ニコチンが受容体に長時間たまり、強い刺激を脳に与え続けることで、ドーパミンの放出を促します。その結果、気分がすっきりとして、やる気が出るようになるそうです。