エディターズダイアリー

美味しさを感じる舌と歯の役割

2022.03.23 23:52 更新

▽舌は、味覚を感じるセンサーとしての役割を担っているとのこと。味覚には、甘味、うま味、酸味、塩味、苦味の5つの基本味があります。このほかに、渋味や辛味などの刺激感のような味覚に相当する要素があります。舌では、味覚以外にも食べ物の温かさ、冷たさ、舌触りなどをとらえて、口に入った物質の性質や状態を総合的に調べる働きをしているそうです。

また、食べ物の美味しさは、舌や口の中で感じ取る味覚だけでなく、歯に触れた時の歯触りや食感といった感覚も重要であり、食べ物を味わう上では欠かせない感覚の一つとされています。歯で物を噛んだ時に、食べ物の硬さや歯触り、厚みを感じ取ることができるのは、センサーである歯根膜が歯の根の周りに存在しているからとのこと。


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