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和食を支える「麹菌」の役割

2022.03.16 18:52 更新

▽2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、その健康効果の高さから、和食は世界中で注目を集めるようになりました。発酵を取り入れた日本の食文化は、食養生に最適なものばかりなのだとか。そして、この和食を支えているのが、「麹菌」とのこと。麹菌を使うのは日本だけであり、日本の「国菌」にも認定されているそうです。

麹菌はカビの仲間で、主に蒸した穀類に加えて繁殖させたものが麹になります。また、麹菌は、日本由来の多くの発酵調味料や発酵食品に用いられているとのこと。味噌や醤油、みりん、酢、甘酒、日本酒、焼酎、漬け物など、和食に欠かせない食品のほとんどに麹菌が使われているそうです。


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