エディターズダイアリー

心に幸福感をもたらす「セロトニン」の働き

2021.12.01 21:47 更新

▽みなさんは、「理由がないのにイライラする」「気分が落ち込む」などの症状が起こることはありませんか。そんな人は、脳内の「セロトニン」が減っている可能性があるとのこと。セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、心の安定に大切な働きをしているそうです。心が安定していると表情がやわらかくなり、周囲に与える印象もよくなります。では、幸福感をもたらしてくれるセロトニンはどのような働きをしているのでしょうか。

人間の感情の基本は「快」と「不快」ですが、それには脳内における「快」のドーパミン、「不快」のノルアドレナリンが影響を及ぼしています。ドーパミンは、脳幹にある腹側被蓋野にあるドーパミン神経から分泌され、やる気や行動力の源となるホルモンとのこと。一方、ノルアドレナリンは、脳幹の青斑核で分泌され、交感神経を働かせて体を覚醒させるホルモンとされています。


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