使用済陶磁器を20%使用したリサイクル食器が誕生
2021.12.02 19:47 更新
▽陶磁器は「陶土」という天然資源を原料としているが、陶磁器は捨ててしまうとそのまま土に還らず、1万年経ってもその形を残すため「陶土」に戻ることはないという。しかし今回、昨今のサスティナブルな流れに合わせ、少しでも環境に配慮した商品を開発できないかと考え、自治体などが回収した使用済み陶磁器を、1ミリ以下に粉砕して陶土に混ぜて「リサイクル土」を作り、そのリサイクル土を使って「Re-食器」を二明商店が開発したとのこと。
このRe-食器のサイクルはゴミ削減、埋立地拡大の抑制や天然資源である陶土の節約といった環境保全につながるのだという。この流れを絶やさず、さらに普及させるために、二明商店では今回、「Re-食器の普及と、消費者がRe-食器を選ぶ際の選択肢を増やす」ことをテーマにどのシーンでも使いやすいシンプルなデザインの「深緑」「紺青」「薄墨」の3種類を開発したのだとか。