運動不足による肩こり・腰痛の解消には座禅を
2021.09.10 19:51 更新
▽中高年になると、正しい姿勢を保つための筋肉が衰えるので、姿勢が崩れがちになるとのこと。最近は、テレワークなどによる運動不足のため、若い人でも立った時や座った時の姿勢が崩れる人が増えているようです。崩れた姿勢は一見、楽なようですが、実は腰や背中、肩、首などの筋肉に偏った不自然な緊張を強いているとのこと。こうした習慣が、慢性的な肩こりや腰痛につながってくるとされています。
正しい姿勢を支えるのに、特に重要なのが腰背部や腹部の筋肉だとか。人間の背骨は骨盤の上にゆるやかな前後のS字状カーブを描いて立っていますが、これらの筋肉は重力に抗しながら背骨のS字状カーブを保つ働きをしているので「抗重力筋」と呼ばれているそうです。運動不足による肩こり・腰痛を解消するには、この抗重力筋を鍛え、衰えを防ぐことが重要になるとのこと。