自宅にAEDを備えれば助かる命はあるはず
2021.09.01 22:43 更新
▽9月1日は「防災の日」。災害の多い日本では1960年に9月1日「防災の日」を定め、この日を機会に、いざというときに防災の備えがきちんと使えるか改めて見直しを行ってきた。災害=非日常というのはイメージしやすいが、天災による災害や、今回の新型コロナウイルス感染症のような国や世界に影響を及ぼすような非日常な災害だけでなく、何気ない日常の暮らしの中で家族や親しい人達の突然死は、当事者にとっては予想できない災害になりえる。このような何気ない日常の生活に起こる災害に対し、十分な備えは整っているか確認してみることを勧めているのは、「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしているフィリップス・ジャパン(以下、フィリップス)。
昨年の新型コロナウイルス感染症拡大によって、ライフスタイルが大きく変わってから2年が経つ。しかし、日本人の死因順位ではこれまでも心疾患が第2位(厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」)ではあったが、このコロナ禍において、さらに死亡数が増加している。心肺停止の約7割は住宅で発生している。在宅時間が増えている今だからこそ、自分を理解し、自分を守るために備える必要があるのだと指摘する。