大腸がん検診で早期発見の努力を
2021.08.26 18:08 更新
▽昨年から続く新型コロナウイルス感染症の拡大から、がん検診の受診を手控える人が多く、がん発見の遅れが懸念されているという。大腸がん検診は自宅で専用の容器に2日分の“べん”をとって提出するだけの簡単な便潜血検査とのこと。
大腸がんは早期発見・早期治療で95%以上の人が治るといわれている。しかし現状では、大腸がんは2018年には年間15万人以上が新たに罹り、部位別がん罹患数で第1位(国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)) 、また年間5万人以上が亡くなり、部位別がん死亡数では、女性1位、男性第3位(国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計))となっていている。