エディターズダイアリー

双子はどのようにして生まれる?

2021.08.02 19:56 更新

▽私たちの生命は、卵子と精子が出会い、受精卵になることではじまります。たった1つの受精卵が母親の胎内で、2分割、4分割、8分割、16分割と分裂を繰り返すことによって、胎児が形づくられていきます。この成長過程は、私たち一人ひとりが例外なくたどってきた道であり、受精卵から胎児成長までの劇的な変化は、まさに生命の奇跡の連続とのこと。その中でも今回は、双子が生まれる仕組みについてご紹介します。

双子には、一卵性双生児と二卵性双生児の2つのタイプがあります。1個の受精卵が成長する過程でできる内部細胞(将来胎児になる細胞)は、もともと1つの塊ですが、一卵性双生児の場合、何らかの原因によって内部細胞が2個に分裂し、それぞれの細胞が成長するため双子になるそうです。一卵性双生児は、1個の受精卵から分裂するため、遺伝情報は等しく、性別や血液型、容姿などはそっくりとのこと。


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