スパイスを効かせたエチオピア料理「ワット」
2021.07.07 22:04 更新
▽エチオピアは、アフリカでは唯一ヨーロッパ列強の植民地にならなかった現存する最古の独立国で、紀元前900年ごろからの歴史があるそうです。東部に位置し、ヨーロッパの影響を受けず、多民族国家のため多様性のあるユニークな食文化を育んできたとのこと。さらに、アラビア半島やインドとの香辛料貿易が盛んに行われた影響を受け、スパイスをふんだんに使用したバラエティーに富んだ料理が多くあるそうです。
特にエチオピア料理では、アフリカで一番辛い唐辛子を多く使うとのこと。唐辛子を含めた15種類前後のスパイスを混ぜてつくる「ベルベレ」という独自のミックススパイスがあるそうです。主に乾燥させた唐辛子、しょうが、にんにく、コリアンダー、カルダモン、クローブなどを使用するとのこと。