▽肝臓は、人体の中で最大の臓器であり、私たちが生命活動を営む中で非常に重要な役割を担っています。しかし、最近では、脂肪肝と診断される人が増えてきているので注意が必要とのこと。脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が過剰にたまった状態で、原因としては、アルコールが最も強く影響しているといわれています。
大量のアルコールを急激に摂取すると、体の末端の脂肪組織で脂肪が分解され、遊離脂肪酸が肝臓に運ばれるとのこと。また、中程度の飲酒量でも、飲み続けると、肝臓内で中性脂肪の合成が進むとともに脂肪酸の分解が抑えられるそうです。こうして、肝臓に大量の中性脂肪がたまっていくとされています。