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2012年01月14日
MSD、花粉症による“鼻づまり”症状の実態とその対処法を解説、元プロ野球監督の古田敦也氏も正しく理解
MSDは1月12日、「花粉症による『鼻づまり』症状の実態とQOL向上の鍵」と題したメディアセミナーを開催した。講師は、日本医科大学 耳鼻咽喉科 教授の大久保公裕先生が務め、花粉症による“鼻づまり”が引き起こす睡眠障害などのQOLの問題などについて力説した。また、花粉症患者を代表して、元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏が参加したトークセッションも行われた。
「アレルギー性鼻炎の有病率は全国平均39.4%と、ほぼ4割に達した」と、国民病といえるほどの人数にまで達していると日本医科大学 耳鼻咽喉科 教授の大久保公裕先生。「この中でもスギ花粉による花粉症患者の増加が著しい。これには戦後、政府が国策としてスギ・ヒノキを植えた結果、国土の約19%をこれらの人工林が占めてしまった。この人工林が花粉を飛ばしていることが花粉症患者が増加している要因と考えられる」と、スギ・ヒノキを人工的に増やした結果、花粉症という病気がこの10年で大きく顕在化したようだ。
続いて、花粉症による“鼻づまり”の症状をもつ元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏と大久保先生によるトークセッションが行われた。まず、古田氏にはMSDの花粉症対策情報サイト「花粉なう」で「花粉症 症状ちぇっく」を行うことになった。古田氏自身は“鼻づまり”の症状はないと思っていたようだが、診断結果では“鼻づまり”の症状が見られるという。
大久保先生は、「寝つきが悪いという症状がある患者は“鼻づまり”症状があると考えられる」と解説。古田氏は、「“鼻づまり”は鼻水がたまっていることだと認識していたので、自分はそんなことはないと思っていた」とのこと。これに対して、「花粉症の場合は、鼻水による鼻づまりではなく、鼻の粘膜が腫れてしまうことで、鼻の通りが悪くなる。これによって呼吸がしづらくなり、寝つけないという症状が出てしまう」と、模型を使いながら大久保先生が解説してくれたことで、古田氏も納得の様子だった。
毎年、春先は花粉症に悩まされるという古田氏。では、現役時代はどうだったのだろうか。「現役時代は捕手を務めていたのだが、キャッチャーマスクの下は常に鼻水だらけだった」と、マスクで鼻水による醜態を隠していたという。「花粉症患者の多くが感じている精神集中不良は、野球選手にとっては致命傷になってしまうので、花粉症でありながらも、集中力が減退しないようにするために非常に苦労した」と、野球は屋外スポーツであるが故に、花粉症を有病していると多くの苦労があることを教えてくれた。
「一方、監督時代には、花粉症で悩む選手はどうしても2月、3月のオープン戦の成績がよくないので、開幕メンバーに加えるべきか、やめるべきかという判断に苦労した」と、成績不振が花粉症によるものなのか、そうではなく調子を落としているのかを見極めなければならなかったと話していた。
大久保先生は、「症状に合わせた薬を使用することで、花粉症の症状を緩和することができる。1つの薬だけで効果がなければ、2つの薬を併用して使うことも考えなければならない」と、薬を活用することで花粉症によるQOLの低下を極力少なくして欲しいと訴えていた。古田氏は、「来月からキャンプ地に取材に行くので、早めの薬の服用を心がけたい。また、花粉症で苦しむ選手には、鼻づまりの症状も疑ってみて、鼻づまりを緩和してくれる薬を医師に処方してもらうことの重要性も説明したい」と、プロの現場を離れても、選手達が私たちの前で最高のプレーが発揮できるようにサポートし続けていくことを誓っていた。
なお、MSDでは、今年の春の花粉症シーズンに向けて、花粉症対策情報サイト「花粉なう」を1月10日から全面リニューアルオープンした。同サイトは、花粉症シーズンに役立つ情報提供を目的として昨年開設。今年は、古田氏もチャレンジした花粉症患者が自身の症状を把握するための「花粉症 ちぇっく」や、最寄りの医療機関を検索できる「病院検索」などのコンテンツを新たに提供する。また、「花粉飛散予報」機能では、全国132地域の1週間分の予報が参照可能となる。さらに、花粉飛散開始時期やピーク時期予測の目安となる累積温度計「花粉温度なう!」を今年も引き続き提供する。
MSD=http://www.msd.co.jp/
花粉なう=http://www.kafun-now.com/
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