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2008年03月05日
三井ダイレクト損保、入院時の不安・困ったこと調査、男性ビジネスマンの4割は入院中も仕事
三井ダイレクト損害保険は、全国の20代~40代の男女(過去3年間で 1週間以上の入院経験者)を対象に、「もしもの備え」意識・行動調査 ~入院体験編~と題したインターネット調査を実施した(調査期間:1月26日~27日、有効回答数:454)。その結果、40代男性の7割が入院を告げられたとき、まず「仕事のこと」を考える、などの点が明らかになった。
同調査は損害保険に携わる企業として、様々な危機・リスクが日常生活においてどのように意識され、対応されているかを把握することを目的に昨年度から実施しているが、今回は入院にテーマを絞って実施した。
男性ビジネスマンが入院中に「仕事をしなかった」と答えた男性は約6割(60.2%)であり、残りの4割(39.8%)は入院中でも何らかの仕事をしていたことがうかがえる。仕事の中身としては、「PCや携帯で連絡した」(20.8%)、「資料を読んだ」(15.3%)、「仕事の打ち合わせをした」(13.9%)、「書類の作成」(11.6%)という結果になった。
入院しなければならないと告げられたとき、最初に考えたことは、「仕事のこと・家事のこと」(59.3%)、「費用のこと」(55.1%)との回答が、「ケガや病気の治癒のこと」(51.5%)を上回る結果となった。また、40代男性は、「仕事のこと」との回答が73.5%と他の属性に比べて最も高い結果となる一方で、「家族のこと」と答えた割合は31.3%で、40代女性の回答の約半分に止まっている。40代女性は「家族のこと」を最も多く回答し(61.3%)、他の属性との比較でも最高値となった。
「入院すると思っていたか」との質問に対して、全体の6割は「自分が入院するとは思っていなかった」と答えている。入院に備えての準備としては「医療保険に加入していた」(50.9%)との回答がほぼ半数に達したが、20代では「殆どしていなかった」との回答が48.2%に及んだ。
入院して困ったこと・不安なことでは、「入院費用」(59.9%)、「治療の効果」(41.0%)、「今後の仕事のこと」(37.9%)が上位を占める結果となった。入院費用をあげた理由としては「全く見当がつかない」「手術費用がどれくらいかかるかわからない」等の回答が多数あった。ほかには、「携帯電話やPCなどの電子機器類が使えない」(33.0%)、「お風呂に入ることができない」(31.5%)、「収入の減少」(30.4%)などがあがった。男女別では「同室の人との人間関係」と答えた女性は31.9%、男性の19.0%と比べると大きな差がみられる。
最も見舞いに来てくれた人は、全体では、親(39.0%)、配偶者(34.8%)、兄弟・姉妹(5.7%)の順番になった。また既婚者では、夫には妻(76.3%)、妻には夫(67.8%)という結果となったが、そのうち「殆んど毎日お見舞いに来てくれた人」の割合は、意外にも夫(62.2%)が妻(47.3%)を上回った。やはり内助の功あってのビジネスマン、妻が元気でいてくれないと不安でたまらないということだろうか。
見舞いに来てもらって嬉しかった人は、「親」(54.4%)、「配偶者」(37.9%)、「兄弟・姉妹」(25.6%)、「子供」(23.8%)と、身の周りのことを気軽に頼める家族が上位を占める結果となった。既婚者では「配偶者」が最も多く、妻の81.1%が夫と回答し、夫の71.1%を上回る結果となった。未婚の女性の約8割は「親」と回答し、親への依存度の高さがうかがえる。また、「同性の友人」と答えた割合は、男性では年令が上がるにつれ低下し(20代:39.4%、30代:31.3%、 40代:21.7%)、女性では年令とともに上昇する(20代:42.7%、30代:48.2%、40代:50.0%)傾向がみられた。
入院中にあまり見舞いに来て欲しくない人は、「職場の上司」(33.7%)、「職場の同僚」(25.8%)、「取引先の人」(24.2%)と仕事の関係者が上位になった。上司が部下のことを思って見舞いに行っても、実際には迷惑と取られるおそれがあるようだ。また40代女性では4人に1人が「親戚」と回答している。
入院費用の支払方法は「預貯金から」(55.1%)が最も多く、「民間保険から」(37.2%)、「生活費から」(28.4%)の順となった。20代女性では入院費用を「親に払ってもらった」という回答が半数を超えた。20代の女性は「未婚」、「家族と同居」である割合が他の属性と比べると高く、“親頼み”の傾向がみられる。
入院中の過ごし方では、「本を読む」(72.2%)が最も多く、「新聞・雑誌を読む」(59.3%)、「TVを見る」(59.0%)を上回る結果になった。入院中はあまりインターネットを利用できないこともあるが、20代での「本を読む」との回答は77.3%にのぼり、30代(71.3%)、40代(68.7%)を上回る結果となった。
入院中にあったらよいと思うサービスは、「インターネットの利用」、「パソコンの貸し出し」、「無線LANの完備」、「ネットカフェが欲しい」など、インターネットを利用できる環境を求める回答が最も多くなった(35.4%)。メールやSNS・ブログなどが習慣化した現在では、ネット環境にアクセスできないことが入院中の孤独感を一層募らせてしまうようだ。一方でひとたびネット環境が整ってしまうと、仕事に取り組まねばならない状況ができてしまうことも気掛りだ。
入院中に改めて感じたことは、「健康のありがたさ」(78.9%)、「家族への感謝の気持ち」(65.0%)、「いざと いうときの経済的備えの大切さ」(60.6%)という結果になった。30代男性では「人生について」との回答が他の年代と比べて最も多かった(44.8%)が、「健康のありがたさ」(85.1%)、「過労への配慮」(31.3%)も同様に高く、日々の仕事の忙しさから解放されたことが自らを見つめ直すきっかけとなるのではないかと思われる。一方で「家族への感謝の気持ち」は56.7%で最も低い結果となっている。
もらって嬉しいお見舞品を尋ねたところ、第1位は「現金」や「金券」といった「お金」に関係する回答がトップになった(22.1%)。お見舞いの品選びは迷うことが多いが、何かと出費がかさむ患者にとっては「お見舞金」が喜ばれるのかもしれない。
入院中に一番食べたかったものは、全体では「ラーメン」がトップにあがった。男性では1位「焼肉」、2位「お寿司」、3位「ラーメン」の順となったが、女性では1位が「ケーキ」、2位は「ラーメン」、3位「果物」の順となり、男女間で差が出ている。
「高額療養費制度」の認知度(「よく知っている」「聞いたことがある」の回答の合計)は75.8%だったが、「混合診療解禁の動向」や「医療機能に関する情報提供制度」については、それぞれ31.4%、28.4%という結果になった。
三井ダイレクト損害保険=http://www.mitsui-direct.co.jp/
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