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2010年05月21日
キューライフ、うつ病患者対象の「医療機関での治療」に関する調査、8割が「うつ病」疑って受診
QLife(キューライフ)は、うつ病患者が「医療機関での治療」をどう捉えているか、について調査を実施した。うつ病患者1000名(回復群500名、未回復群500名)を対象にアンケートを行った。その結果、8割が「うつ病」疑って受診するが、診断後でも半数近くが「本当に病気か」などと疑問が続いていることがわかった。また、「回復理由」は様々だが、「未回復理由」は7割が自分のせいと考え、医療のせいは少数派であった。
その一方で、「うつ病」と診断された後でも「本当に病気か」などと疑問に思ったことのある人が半数近くにのぼる。この数字は前述の結論と矛盾するようだが、「単なる心の悩みではなく、病気だ」と医師に診断された後でも、完全には納得できずに不安を持ち続ける患者が多い様子がうかがえる。なお、6割弱の患者が薬物療法に疑問を感じる。一番多い疑問は「薬の内容や量が不適切ではないか」であり、疑問を感じた人の5割を占めた。全体的に、女性、若年層の方が、診断や薬物療法に疑問を持ちやすいようだ。
うつ病から回復した元患者群が考える「改善のきっかけ」は様々であった。「時間と共になんとなく」「休養で」「薬が効いた」がそれぞれ4割程度。一方で「悩みの見直し」や「家族や友人との会話」、「主治医や医療者との会話」といった心理学的なきっかけを挙げる人もそれぞれ3割程度存在する。「その他のきっかけ」を挙げた人の半数近く(=未回復群全体の1割強)が、うつ病回復のきっかけとして「退職」、「転職」、「結婚」など大きな環境変化で回復していた。うつ病の治療においては「会社を辞めるなど重要な決断をしてはいけない」と強調されるが、実際には退職や転職がうつ病回復のきっかけになったと捉えている患者が少なくないことがわかった。
逆に、うつ病未回復群が考える「回復しない要因」としては、「自分の考え方や性格のため」が7割強と一番多く、「抱えている問題が深刻なため」が5割強と続いた。心理学的な要因を挙げるものが多い。「薬の効果が不十分」や「治療内容が問題」を理由として挙げるものはそれぞれ1割程度と、回復しない原因を医療に帰す患者は少数派だった。
ちなみに、うつ病患者は、平均3.2個のストレス要素が原因で発症していた。3割近くが5個以上が原因で、逆に一つのストレス要素だけの人は14%に過ぎなかった。女性の方が、そして未回復群の人の方が、発症原因が複雑(ないしそう捉える)傾向にあることがわかった。
QLife(キューライフ)=http://www.qlife.co.jp/
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