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2008年03月07日
森林総合研究所、スギ及びヒノキの花粉症対策品種(無花粉スギ等)を都府県と連携して開発
森林総合研究所は、花粉症が国民的疾病となる中で、都府県と連携して、花粉症対策品種の開発を進めている。2007年度は、新たに「無花粉(雄性不稔)スギ」1品種、「少花粉スギ」10品種、「少花粉ヒノキ」39品種を開発した。
無花粉(雄性不稔)スギは、普通のスギと同様に雄花を着けるが、雄花が成熟する過程で花粉が正常に発達せず花粉が生産されないという特徴を有するもの。同研究所では、2005年に無花粉(雄性不稔)スギ「爽春(そうしゅん)」を開発しているが、今回、新たに1品種(三重県産)を開発し、合計2品種となった。
少花粉スギは、成長や幹の通直性等に優れたスギ精英樹を対象に、雄花の着生量の調査を行い、雄花が全く認められないか、極めて僅かであり、花粉飛散量の多い年でもほとんど花粉を生産しない少花粉スギをこれまでにも開発しているが、今回、青森県ほか4県で、新たに10品種を開発し、合計131品種となった。
少花粉ヒノキは、少花粉スギと同様の基準を用いて、これまでにも開発しているが、今回、三重県ほか14県にで、新たに39品種を開発し、合計55品種となった。
今後の取組として、新たに開発した品種については、都府県の管理する採種園(苗木の生産に必要な種子を採取するために設けられた樹木園)や採穂園(さし木による苗木生産に必要な穂木を採取するために設けられた樹木園)の造成・改良用等の原種(開発した品種そのものの特性を維持しつつ増殖したもの)として配布するとともに、引き続き花粉症対策品種の開発に取り組むとのこと。
森林総合研究所=http://ss.ffpri.affrc.go.jp/
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