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2006年11月27日

ハートフォード生命、「日本・米国・英国の退職後意識調査」結果を発表

 ハートフォード生命保険(ハートフォード生命)は、退職後の備え、資産形成の知識や投資リスクに対する考え方ついて、日本・米国・英国3ヵ国の45歳以上の男女、3532人を対象に意識調査を実施した。その結果、日本人は米英に比べ多くが「退職後の備えに対して不安である」、「資産形成に自信がない」そして、「投資リスクは少ない、あるいは全くないほうが良い」と考えていることがわかった。この傾向は、日本の中年層や女性に特に強く表れていた。

 現在、日本をはじめとする先進国では、平均寿命が延び、人口の高齢化が進展した結果、公的年金、企業年金の財政が圧迫され、退職後の資金確保については自己責任が問われている。今回の意識調査では、こうした状況を3ヵ国の人々がどのように受け止め、退職後に必要な資金をいかに確保しようと考えているかを明らかにすることを目的とした。

 調査結果をみると、将来への不安は3ヵ国ともに高いものの、人口の高齢化がより進んでいる日本では、その不安が特に高くなっている。「退職後に十分な資金があるかどうか不安」と回答している日本人は91%と、73%の米国、67%の英国に比べてその高さが際立っている。また、公的年金については「現在の生活水準を維持するのに十分ではない」と確信しているのは89%と日本が最も高く、米国では51%、英国では78%となった。さらに、退職後の生活水準が親の世代より「低下する」とみている人の割合は、日本が44%で、27%の米国、26%の英国に比べて高くなっている。

 退職後に必要となる資金をどのように確保するかが3ヵ国共通の課題となっているが、日本人は英米に比べ、リスク性の高い商品よりも預貯金などの元本保証のある商品を好むということが明かとなった。将来への不安の高さを反映し、一生涯保証される収入を重視する日本人は96%で、3ヵ国の中でもっとも高くなっている。また、投資商品を選択する際、利益が少なくても「リスクは少ない」あるいは「まったく無い方が良い」と回答している日本人は72%と、42%の米国、48%の英国に比べて高かった。一方、米英では、リスクを伴う投資を積極的に行っており、「株式・債券・投資信託への投資」が米英では約45%と日本と比べ、10ポイント近い開きがでている。

 また、資産形成に関する知識や能力については、「全く自信がない」あるいは「あまり自信がない」と回答している日本人は74%と、30%の米国、34%の英国に比べて突出している。さらに、日本では、資産形成について信頼できるアドバイスを「どこに求めればいいのかわからない」と回答した人が38%と高い水準に達し、米英とは対照的な結果となった。

 日本について年代別の分析を行ったところ、退職後の資金不足に対する不安は60歳以上の82%に対し、45~49歳は94%に達し、中年層ほど老後の不安が顕著となっている。投資知識や能力については、高齢の世代ほど自信がありリスクをとった投資を行っている一方、中年層では安全性の高い商品を選択する傾向が強いことも今回の調査で明らかとなった。45~49歳の76%が資産形成の知識や能力に「全く」あるいは「あまり自信がない」としているのに対し、60歳以上は66%にとどまっている。また、投資への自信の度合いは、退職後の資金確保の手段にも反映され、45~49歳の54%が「預貯金の増額」をあげているのに対し60歳以上は38%、一方、「株式等への投資」は45~49歳の33%に対し、60歳以上は約4割となっている。

 男女別の分析によると、投資商品を選択する際に、利益が少なくてもリスクは「少ない」あるいは「まったく無い方が良い」と回答している女性は79%と、64%の男性に比べて高くなっている。資産形成に関する知識や能力については、「全く自信がない」あるいは「あまり自信がない」と回答している女性は80%と、68%の男性に比べてかなり高い結果となった。

 これらの結果は、退職後の生活資金を確保する手段に顕著に表れており、「株式・債券・投資信託への投資」を行っていると回答している女性は30%と、男性より10ポイントも低く、「預貯金の増額」を行っていると回答している女性は55%と、男性より9ポイント高かった。

ハートフォード生命保険=http://www.hartfordlife.co.jp/

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