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2009年08月06日

J&J、“目の乾き”への対策や予防法を説明するメディアセミナーを開催

 ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニー(以下、J&J)は、“目の乾き”に関するメディアセミナーを8月6日に開催した。今回のセミナーでは、イワサキ眼科医院 院長の岩崎直樹先生を招き、「上手に“目の乾き”と付き合うために」と題して、J&Jが同日に発表した『「目の健康」に関する意識調査』の結果を交えながら、目の乾燥への対策や予防法などを説明した。

 まず岩崎先生は、「現代のオフィスワーカーは、パソコン業務の増加などにより、ほとんどの人が目の疲れを感じているが、その多くは一晩寝れば治ってしまう眼疲労。しかし、翌日まで持ち越す、もしくは週末によく休まないと治らない人は眼精疲労と判断される。これは、病気の一つであり、治療の対象となる。眼精疲労では、目が疲れる、しょぼしょぼする、ゴロゴロする、充血するといった症状が出るが、実はこれらの症状は“目の乾き”とほとんど同じ症状である」として、“目の乾き”は眼精疲労と表裏一体になっているという。

 「とくに目が乾きやすいのは、コンタクトレンズを使っている人。なかでも、20~30歳代の女性のコンタクトレンズ使用者に、目の乾燥感を訴える人が多い。コンタクトレンズを使うと、涙液の蒸発が通常よりも盛んになり、目を覆う涙の層が不安定になるため、目が乾燥しやすくなる。さらに、コンタクトレンズをきっかけに、ドライアイ(涙液減少症)を引き起こすこともある」と、コンタクトレンズが“目の乾き”に大きく関与していると指摘した。

 そして、こうした“目の乾き”を予防するためのポイントとして、岩崎先生は、(1)定期的に休憩をとって目の疲れを防ぐ、(2)一番下まで目を閉じる「完全瞬目」を意識的に増やす、(3)ポータブル加湿器を使う、(4)コンタクトレンズの上からも使用できる人工涙液型の点眼を使う、(5)コンタクトレンズの種類を考える--の5つを紹介してくれた。

 次に岩崎先生は、J&Jが実施した『「目の健康」に関する意識調査』の結果を踏まえながら、コンタクトレンズと“目の乾き”の関係について説明した。この調査は、全国の20代~40代の使い捨てコンタクトレンズユーザー500人(男性153人、女性347人)を対象に、今年5月にインターネット調査を行ったもの。

 コンタクトレンズを装用中に感じる症状について岩崎先生は、「1位が『目の乾燥』(68.4%)、2位が『目の疲れ』(53.4%)となったが、これらは表裏一体でほぼ同じ症状と見てよい。このほかにも、『目に違和感がある』(31.8%)、『不快感からコンタクトレンズをはずしたくなる』(30.2%)という症状も、目の乾燥からくるもの」として、そのほとんどがドライアイ関連症状であると分析した。また、目が乾く状況については、「パソコンを使っているとき」が75.4%と突出し、「エアコンの効いた部屋にいるとき」が44.0%で2位となったが、岩崎先生は4位の「一日が終わったとき」(33.8%)に注目。「涙の分泌量は、交感神経が活性化する昼間が最も多く、夕方から夜にかけて減少していく。そのため、一日の終わりには余計に目が乾燥しやすくなる」と解説した。

 視力矯正者における年齢別のコンタクトレンズ使用率は、男性・女性ともに20~29歳が最も多く、とくに女性は78%にも達した。岩崎先生は、「こうしたコンタクトレンズをよく使う人たちが悩んでいる“目の乾き”をなんとか解消してあげなくてはいけない。そのためにおすすめするのが、次世代素材のシリコーンハイドロゲルレンズを使ったコンタクトレンズ。シリコーンハイドロゲルレンズは、従来の素材よりもずっと含水率が低いため、涙が乾きにくくなる」と、シリコーンハイドロゲルレンズが“目の乾き”に効果的であることを訴えた。

 シリコーンハイドロゲルレンズとは、従来のハイドロゲルレンズの素材にシリコーンを融合したもので、酸素がレンズの水分を介してだけでなく、直接レンズ素材を通るため、ハイドロゲルレンズよりも含水率を抑えながら、多くの酸素を通すことができるのが特徴とのこと。岩崎先生は、「シリコーンハイドロゲルレンズは、酸素不足による長期合併症が起きにくく、ソフトコンタクトレンズではベスト。また、ドライアイや乾燥感に対しては、全レンズの中でベストといえる。さらに、2週間交換型の中ではもっとも蛋白汚れが付きにくいので、アレルギー対策にも効果が期待できる」と、そのメリットを強調した。

 実際に、J&Jの調査結果では、従来素材からハイドロゲルレンズに切り替えたところ「目が乾燥しにくい」と答えたユーザーが70.7%に達したという。これは、従来素材から別の従来素材に切り替えたユーザーの42.6%を大きく上回るものだった。このほか、「装用感が良い」と答えたユーザーも74.4%と多かった。

 最後に岩崎先生は、シリコーンハイドロゲルレンズの使用状況について、「日本におけるシリコーンハイドロゲルレンズの処方シェアは15%で、世界各国に比べてかなり低いのが現状。たとえば米国では、シリコーンハイドロゲルレンズの処方シェアが46%を占めている」としながら、「今後は、日本でも“目の乾き”の症状を改善できるシリコーンハイドロゲルレンズが主流になってくるだろう」との見解を示した。

ジョンソン・エンド・ジョンソン=http://www.jnj.co.jp/


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