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2009年12月26日
伊藤園、緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートが新型インフルエンザウイルス予防に有効であることを確認
伊藤園の中央研究所は、静岡県立大学薬学部の鈴木隆教授との共同研究で、緑茶に含まれているカテキンの一種・エピガロカテキンガレート(EGCg)が、新型インフルエンザの原因となるブタ由来ウイルス(H1N1)を含めた3種の型のウイルスに対して感染阻害作用を示し、型に関係なくウイルス感染予防に有効であることを細胞実験で確認した。この結果から、緑茶がインフルエンザの予防に有効であることが改めて示唆された。
新型インフルエンザウイルス(H1N1)を含む3種のウイルス液と緑茶から抽出したEGCgをそれぞれ混合し、これを実験用の細胞に添加して感染させた。この細胞を一定時間培養し、インフルエンザウイルスに感染した細胞を数えた。EGCgと混合していないウイルス液を細胞に添加した場合の感染細胞数を100%として、感染細胞数が50%(半分)に抑制されるEGCgの濃度を算出した。
試験の結果、EGCgはアマンタジンに比べ低い濃度でウイルスの感染抑制作用を示した。また急須で入れた一般的な緑茶のEGCg濃度は5000から7000μMと報告されていることから、1000倍以上に希釈した濃度で新型インフルエンザウイルスを含めた3種のウイルス感染を半分に抑制することが明らかとなった。
A(H1N1)型は新型インフルエンザ患者から分離した臨床株、A(H3N2)型は季節性インフルエンザ患者より分離した臨床株を用いた。A(H5N3)型は鳥から分離した弱毒性の株を用いた。細胞中のウイルスに緑茶成分を加えていないものと比較して50%抑制する濃度を示し、値が小さいほど抗インフルエンザ作用が強いことを示している。
このことから、緑茶に含まれるEGCgは、型に関係なくインフルエンザを予防できる可能性が示され、改めて緑茶がインフルエンザの予防に有効であることが示唆された。
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