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2010年03月15日
バイエル薬品、医療関係者向け会員制ウエブサイト「感染症情報局infe-info.jp」を開設
バイエル薬品は、医療関係者向けの会員制ウェブサイト「感染症情報局infe-info.jp」を新たに開設した。感染症の診療に携わる医師、薬剤師、看護師などに役立つ情報を集約している。
医学発展の一方で、院内感染や多剤耐性菌の出現など、細菌感染症は依然として人類をおびやかしており、その治療や対策に頭を悩ませる医療関係者は少なくない。例えば肺炎では、病院外で生活しているにもかかわらず、院内肺炎に似た重い症状を示す肺炎として、「医療ケア関連肺炎(Healthcare-Associated pneumonia:HCAP)」の存在が指摘されている。肺炎には有用な抗菌薬が多数あるが、抗菌薬の不適正な使用が患者さんの予後を悪くするケースもあるとされ、症状に応じた、より適正な使用が求められているという。
今回開設した「感染症情報局infe-info.jp」の最大の特色は、シカゴ大学が発行する米国感染症学会の学会誌「Clinical Infectious Diseases(CID)」の日本語版アブストラクトを1ヵ月に2回、定期掲載すること。論文、レビューやガイドラインなど、最前線の治療情報を得ることができるという。さらに、医療ケア関連肺炎の情報を集めた「HCAP情報局」、細菌の薬剤感受性を報告した全国サーベイランスの文献集「抗菌薬感受性サーベイランス集」なども掲載しているとのこと。内容は今後も拡充していく方針だという。
なお、医療ケア関連肺炎(HCAP)とは、2005年米国胸部疾患学会と米国感染症学会の合同委員会(ATS/IDSA)が作成したガイドラインで提唱された新たな観念。HCAPは、「発症前90日以内に2日以上の入院歴がある」「ナーシングホーム、老健施設などの居住者」「透析・外傷治療中」「在宅で輸液療法を行っている」「家族内に多剤耐性菌保有者がいる」などの背景を持つ患者に発症した肺炎と定義されている。
バイエル薬品=http://www.bayer.co.jp/byl
感染症情報局=http://www.infe-info.jp
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