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2010年03月29日
乳房健康研究会、乳がん検診受診率50%を目指し「ピンクリボンウオーク2010」を日比谷公園で開催
乳房健康研究会は3月28日、今年で9回目を迎える「ピンクリボンウオーク2010」を東京・千代田区の日比谷公園で開催した。今回のウオークには、2kmウオーク、5kmウオーク、10kmウオークに約3000名が参加。ウオークスタート前には、乳がん経験者でモデルのMAIKOさんとリサ・ステッグマイヤーさんを迎えてブレストケアトークが行われた。
「ピンクリボンウオーク」は、乳がんのこと、健康のことを楽しく学んでみんなで考えるきっかけとして、2002年からスタート。今年で9年目を迎えたという。今回は、全国のピンクリボン団体も集まり、会場にブースを出展していた。大会に先駆けて、聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンターの院長で乳房健康研究会の副理事長を務める福田護先生は、「乳房健康研究会は10年間活動してきた。この活動の成果としては、90%の女性が乳がん検診の受診を理解するようになった。しかし、受診している人は20%程度といわれている。これを50%まで引き上げることを目的に、今年はいろいろなピンクリボンの団体にも集まってもらった」と挨拶。
続いて、乳がん経験者でモデルのMAIKOさん、リサ・ステッグマイヤーさんをゲストに迎え、ピンクリボンブレストケアクリニック表参道院長で乳房健康研究会の副理事長を務める島田菜穂子先生が参加したブレストケアトークが行われた。MAIKOさんは、検査で乳がんがあることがわかり昨年手術したという。「私の母も乳がん経験者であったため、乳がん検診を早めに受診した方がよかったのだが、40歳になってからでも大丈夫と思っていた」と、乳がん検診の重要性をあまり認識していなかったとのこと。リサさんは、「米国では若い頃から婦人科に通うという習慣があったため、乳がん検診は常に受診するようにしている」と、米国は乳がん検診への理解が進んでいるという。島田先生は、「乳がんは若い年齢でもかかる病気。特別な病気ではなく、乳がんは誰にでも可能性があるということもわかっていて欲しい」と、自分は大丈夫との意識を捨てて乳がん検診を受診して欲しいと訴えていた。
MAIKOさんは「乳がんの手術を行ってから1年が経過し、乳がん検診の大切さをあらためて感じるようになった。乳がんを経験したことがない人も、マンモグラフィによる検査を受けて欲しい」と、乳がん検診を受診することで、自分自身の命を守るという意識を高めて欲しいと訴えていた。
リサさんは、「私も乳がん検診で、乳腺症があることがわかった。少しでも異常を感じたら、すぐに検査を受けて欲しい。また、受診した方がよいという意識を周りの人に伝えていってもらいたい」と、乳がん検診の重要性を周りの人に広めて欲しい考えを示した。
島田先生も「どうしたら乳がん検診を受けてくれるのかを考えるとき、乳がん検診を受診した人にそのきっかけを聞くようにしている。その声を集めると、周りの人からすすめられたと話す人がたくさんいる。自分のことを大切にしようという話を、積極的に家族や周りの人と行うようにして欲しい」と、乳がんのことや、自身の健康について話し合うことが、乳がん検診への意識向上につながると話していた。
乳房健康研究会=http://www.breastcare.jp/
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