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2012年01月30日
パナソニック、帯電微粒子水「ナノイー」についてウイルスクリアランス試験でウイルスの抑制効果を検証
パナソニックは、水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの帯電微粒子水「ナノイー」について、ウイルスクリアランス試験を実施し、ウイルスに対して抑制効果があることをドイツのGLP(優良試験所基準)に適合した試験機関であるCharles River Biopharmaceutical Services GmbH社と共同で検証した。
自然界には、人に対して病原性を示すウイルスが多く存在し、現在も新たなウイルスが発見され続けている。たとえば、ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus,HIV)、高病原性鳥インフルエンザウイルス、SARSコロナウイルスなど(高田賢藏 編、2009年、「医科ウイルス学(改訂第3版)」、p.69-73、南江堂)は記憶に新しく、これらは国内のみならず世界中で大流行し、死者も出るなど大きな脅威となっている。
今後も新たなウイルスが発見され、大流行する可能性が大いに考えられる中、ウイルスの特徴をウイルスクリアランス試験に基づくウイルス区分(エンベロープ(ウイルス粒子の最も外側に位置する膜のこと。その有無はウイルスの種類によって決められている)の有無、ゲノム(DNAとRNAのことであり、DNAは核内で情報の蓄積や保存の役割を果たしている一方で、RNAは必要に応じて合成され、DNAの情報を一時的に処理をする)、サイズ)により分類し、それらを組み合わせた特徴を有する4種の物理化学的耐性別ウイルス(マウス白血病ウイルス、脳心筋炎ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタパルボウイルス)に対する帯電微粒子水「ナノイー」による抑制効果を検証した。この結果から、耐性の高いウイルスや未知のウイルスに対しても効果が期待できると考えられる。
検証方法は、医薬品向けウイルスクリアランス試験(ガイドラインICHQ5A、CPMP/BMP/269/95、医薬審第329号)に基づいて選んだ4種のウイルスに対し、帯電微粒子水「ナノイー」を曝露した場合と曝露しない場合とでGLP準拠にて比較試験をおこなった。
検証の結果、4種のウイルスに対し、ウイルス感染価を6時間で99%抑制する効果があることを確認した。
霧化電極をペルチェ素子で冷却し、霧化電極に空気中の水蒸気を結露させて水をつくり、霧化電極と対向電極間に高電圧を印加することで、約5~20nm(ナノメートル)の大きさの帯電微粒子水「ナノイー」が発生した。
パナソニック=http://panasonic.co.jp/
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