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2012年01月30日

“究極のインナーマッスル”、骨盤底筋のトレーニング2ヵ月継続で約7割が尿もれ改善を実感

 今や、40代女性の3人に1人がなっているといわれる「尿もれ」。自分だけが悩んでいると思いがちだが、実は、女性にとって誰でも起こりうる、とても身近な症状だという。その一方で、未だに尿もれへの抵抗感は強く、人に相談できなかったり、女性の間でも話題になりにくいというのが実状だ。また、女性の尿もれは、出産や加齢などによって、子宮や膀胱をハンモックのように支える「骨盤底筋」という筋肉が緩んでしまうことが原因であり、この骨盤底筋を鍛えることで、尿もれの7~8割が改善するといわれている。しかし、骨盤底筋トレーニングで尿もれが改善できることを知らない人や、適切なトレーニング方法を知らなためにトレーニングを中断したり、尿もれ症状であることを諦めてしまうケースも多いという。

 そこで今回、ユニ・チャームでは、女性の尿もれと骨盤底筋強化に対する意識と実態を明らかにするため、全国の40代の尿もれを自覚している女性(骨盤底筋トレーニング経験者と未経験者)を対象に調査を行った。この結果、骨盤底筋トレーニングを2ヵ月以上継続した人の約7割が、尿もれ症状の改善を実感しており、改善者に共通するのは、1回のトレーニングあたり10回以上締めていること、および毎日継続していることであるということが明らかになった。

 調査ではまず、40代女性の尿もれの現状を明らかにするため、尿もれによる日常生活の悩みを尋ねた。その結果、「トイレに行く回数が増える」が49.7%と一番多く挙がった。また、「人に言えない・相談相手がいない」(35.5%)や、「人に気づかれる気がして不安」(33.9%)のように、人に言えず悩んでいる実態も浮き彫りとなった。

 次に、尿もれの改善法である「骨盤底筋トレーニング」の実施期間別に、その改善率を見てみると、2ヵ月以上実施した人の66.6%が尿もれの症状が改善したという結果になった。
 「尿もれ症状が改善した人」の骨盤底筋トレーニングについて、1回に骨盤底筋を締める回数とその実施頻度を調べたところ、改善者の過半数が、1回のトレーニングで骨盤底筋を10回以上締め、それを毎日行っていたことがわかった。
 また、改善した人としなかった人で骨盤底筋トレーニングの実施期間を比較すると、改善した人の55.4%が「半年以上」と答えており、症状の改善後も継続してトレーニングを続けている様子が読み取れる。これに対して、改善しなかった人は「1週間程度」以下と答えた人が25.9%と、4人に1人以上が“一週間ぼうず”であることがわかった。このことから、骨盤底筋トレーニングを毎日、長く続ける姿勢が、改善のポイントといえそうだ。

 骨盤底筋トレーニングによって尿もれが改善した人に、改善して良かったことを尋ねたところ、「もれることの不安から開放された」が69.9%と一番多く挙がった。次いで「自分らしさを取り戻した気がする」(16.9%)、「何事も前向きに取り組めるようになった」(15.7%)と、尿もれを改善することで不安から解放され、活き活きとした自分を取り戻した40代女性の姿が浮かび上がった。

 一方、「骨盤底筋トレーニング」の未経験者にその理由を聞いたところ、「やり方がわからない」と答えた人が58.7%と最も多く、過半数を超える結果となった。次いで「きっかけがない」(41.3%)、「トレーニング教室や病院に通うのが面倒・大変」(32.0%)という結果となり、改善方法もわからず一人で悩む様子や、思いきって教室や病院でトレーニングを学ぶことができない実態が明らかになった。

 この結果から、女性の尿もれ改善には、簡単かつ効果的な骨盤底筋トレーニングの方法を普及させることが重要であるといえる。初心者でも簡単にできる骨盤底筋トレーニング法を、日々第一線で尿もれ患者を診ているLEADING GIRLS理事長 泌尿器科医の関口由紀先生が教えてくれた。「まず、イスに座り、リラックスした状態で、脚を肩幅に開く。そして、排尿をガマンする感覚で、骨盤底筋を上に吸い上げるように締める。そのまま3秒キープして、緩める(慣れたら5秒に伸ばす)。これを10回、1日5~10セット行う」という。なお、このトレーニングの際、本当に排尿をガマンすると膀胱炎を引き起こす恐れがあるので、注意が必要とのこと。

 また、忙しくてトレーニングをしている時間がとれないという人は、生活習慣の中にトレーニングを取り入れるとよいという。関口由紀先生は、「排尿をガマンするときに力を入れる筋肉が、骨盤底筋。骨盤底筋は他の筋肉と比べ、意識しづらい筋肉だが、コツさえつかめれば、いつでもどこでも気軽にトレーニングできる。尿もれ症状の改善には、毎日こつこつとトレーニングを続けることがポイント。数ヵ月続ければ効果を感じることができるはずだ。そのためには、例えば、キッチンで料理するとき、お風呂に入ったとき、電車で通勤しているときなど、骨盤底筋トレーニングを行うタイミングを習慣化することをおすすめする」とアドバイスしている。

 「さらに、骨盤底筋を鍛えると、尿もれの改善だけでなく、血行が良くなることで冷えや生理痛・月経不順の改善、頻尿や子宮脱の改善、女性ホルモンの分泌、姿勢の改善、性生活の向上など、女性に嬉しい様々な効果が期待できる。また、改善だけでなく症状の予防効果もあり、年齢に関係なく全ての女性が鍛えるべき筋肉だ。まさに、骨盤底筋は女性にとって“究極のインナーマッスル”といえる」と、関口先生は尿もれ改善だけでない骨盤底筋トレーニングのメリットを紹介してくれた。

 このほか、骨盤底筋トレーニングとあわせて、日常生活で吸水・消臭効果がある尿もれ専用ケア用品を活用するのもセルフケアのポイントとのこと。尿もれ専用ケア用品は、生理用ナプキンよりも薄くて、給水に特化しているので、蒸れなどの不快感がなく、一日中快適に過ごすことができるという。

 もし、自分が尿もれなのか不安という人は、尿もれ診断ができるチェックシートを活用してみるとよいだろう。「自分の症状が重いのか軽いのか」、また「病院に行ったほうがよいのか」という判断の参考になるとのこと。そして、尿もれであることがわかったら、一人で悩まずに、専門医を受診したり、骨盤底筋トレーニングで尿もれの症状をしっかりと改善することが重要といえそうだ。

[調査概要]
調査名:40代女性の「尿もれ」と「骨盤底筋」に関する調査
調査主体:ユニ・チャーム
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2011年11月11日(金)~12日(土)
調査回答者:全国の30歳~59歳の、尿もれの自覚症状がある女性414名

ユニ・チャーム チャームナップHP=http://www.unicharm.co.jp/charmnap/index.html



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