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2009年09月14日
三洋電機、カーボンフレーム採用の電動ハイブリッド自転車「エネループ バイク」を発売
三洋電機は、乗ったまま発電・充電する回生充電機能「ループチャージ」と、前輪と後輪の両方で駆動する「両輪駆動方式」を採用した電動ハイブリッド自転車を、「eneloop bike(エネループ バイク)」として、今年2月に発売した。今回、世界初(10月1日発売予定。市販されたスポーツタイプの電動アシスト自転車において)のカーボンフレームを採用したスポーツタイプの電動ハイブリッド自転車「CY-SPK227」を10月1日から、スタイリッシュでコンパクトに収納できる小径折りたたみタイプの電動ハイブリッド自転車「CY-SPJ220」を9月21日から、発売する。
従来、同社の電動ハイブリッド自転車は、鉄、アルミなどの金属素材でフレームを作成してきたが、今回「CY-SPK227」では、市販品の電動アシスト自転車として世界で初めて、F1レースカーのボティ成型にも応用されている成型技術を活用したカーボンコンポジットフレームを採用。カーボンコンポジットフレームは、その素材特性によって、フレームを部位ごとに剛性と振動吸収性を最適に設計することができる素材であるため、とても乗り心地が良く、かつ、人の力が効率よく推進力に変換される素材として、近年最高級の競技用自転車を中心に使用され始めている。電動ハイブリッド自転車でも、「もっと本格的なスポーツタイプ車に乗ってみたい」という消費者のトレンドに応えるため、このカーボンコンポジットフレームを採用したという。
従来、同社の電動ハイブリッド自転車は、軽快車型の車種を中心にラインナップを構成してきたが、今回は、最近のユーザー層の広がりに対応し、従来の軽快車の枠にとらわれない、もっとおしゃれでスタイリッシュな20型電動ハイブリッド自転車を都市型生活者に向けて発売するという。都市型生活者の中でもマンションに住む人からは、共用の駐輪場よりも、玄関や室内に自転車を置きたいという要望も寄せられていたという。
これに対応するため「CY-SPJ220」では、小型のエレベーターにも搭載できるように小さく折りたため、玄関先にも収納しやすい小型軽量の20型折りたたみ電動ハイブリッド自転車として設計したとのこと。さらに、この折りたたんで小型軽量というポータビリティの活用例として、長距離移動は自動車で、目的地近辺の短距離移動は自転車でという、それぞれの乗り物の特徴を活かした「パークアンドライド」という新しいライフスタイルも提案する考え。
乗ったままで発電して充電する回生充電機能「ループチャージ(「ループチャージ機能」とは、下り坂などで減速する際の後ろブレーキレバー操作によって、モーターが発電機に切り替わり、バッテリーが補充電される「ブレーキ充電」と、「オートモード」で下り坂を惰性走行中に自動的にモーターブレーキが働いてバッテリーに補充電する機能の総称。「ループチャージ」を使用した場合でも、日常の専用充電器によるバッテリーの充電は必要)」は、下り坂や減速時などに生まれるエネルギーを無駄にせず新しい駆動力として活用するために、モーターを発電機に切り替えて電気を創り出しバッテリーに充電する機能となっている。
これは、長距離走行へのニーズを、バッテリー容量を大きくするだけではなく、走行中に電気を創り出すことで実現した、同社独自の創エネ&蓄エネ技術であり、日常生活の走行をモデルとした同社標準走行パターンの場合、1回の充電あたり「最大約1.8倍(CY-SPK227の「オートモード」で走行した効果の最大値で、常に約1.8倍の走行距離を保証するものではない)」の走行距離を実現し、充電回数を大幅に減らすことが可能となっている(「CY-SPK227」を例に説明)。
通常の自転車では、駆動力は後輪だけにかかり、前輪は駆動力がない状態で回転しているが、「eneloop bike(エネループバイク)」は、後輪はペダルをこぐ人力による駆動、前輪はモーターによる駆動という「両輪駆動方式」を採用しているという。これによって、前後のタイヤがそれぞれ路面をしっかり捉え、走行時の安定感を高め、直進安定性の高いスムーズな走行を実現しているという。また、スポーツタイプ車であるCY-SPK227には、両輪駆動の特徴を最大限に引き出す「スポーツトラクションモード」を搭載しているとのこと。「スポーツトラクションモード」では、車輪がスリップするような条件であっても、乗員がペダルを踏むのを感知すると前輪のモーターが回り続けて路面を捉えようとするという。これによって両輪駆動車としての走破性がより向上するとのこと。
2008年の日本国内市場における電動アシスト自転車出荷台数は、約31万6000台(自転車協会会員統計2008年1月~12月の国内出荷台数)に達した。2000年と比較すると2倍以上の増加となっている。このように電動アシスト自転車の出荷が好調なのは、生活者の環境意識の高まりや、ガソリン高騰に伴う脱・化石燃料化、景気の先行き不透明感などによる自動車、バイクの利用機会減少、またメタボリックシンドローム対策としての健康への配慮などの社会背景が要因ではないかと考えられている。このような傾向の中、電動アシスト自転車に、乗り換える消費者も増加しており、より多様な嗜好に対応した車種の充実が求められてきた。
今回、回生充電機能「ループチャージ」と「両輪駆動方式」を搭載した電動ハイブリッド自転車ならではの特徴を活かし「楽しく走れて」「スタイリッシュ」な2車種をラインナップに追加することで、今後ますます伸張が見込める市場をさらに拡大していくとしている。
[小売価格]
CY-SPK227:62万7900円
CY-SPJ220:オープン価格
(すべて税込)
[発売日]
CY-SPK227:10月1日(木)
CY-SPJ220:9月21日(月)
三洋電機=http://jp.sanyo.com/
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