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2010年03月08日
産業能率大学、バンクーバー冬季五輪の選手と競技に関する調査、期待と結果評価の両面から分析
産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、バンクーバー冬季五輪の閉幕後に、日本代表全選手のうち知っている選手や、視聴した結果の評価などを尋ねる調査を実施した。
同学では五輪前にも全選手の認知や期待などを尋ねる調査を実施・発表しているが、今回五輪前後の調査結果を比較分析し、ランキング形式にまとめた。感動指数はフィギュアスケート・浅田真央選手が、活躍満足指数はスピードスケート・長島圭一郎選手が、評価上昇指数はスピードスケート・穂積雅子選手が、それぞれ第1位となった。なお、五輪前後でもっとも知名度が上昇したのは、スノーボード・國母和宏選手だった。
あわせて五輪の国内開催(夏季・冬季を問わず)の賛否を尋ねたところ賛成は47.7%。夏季五輪開催地の立候補の話題がある広島・長崎での開催は賛成38.5%、東京開催は賛成29.0%だった。
五輪前調査は1月29日(五輪派遣選手確定の翌日)から2月1日まで、性別と年代(20代から60代の各10年代)を均等割り付けした2万人を対象に実施し、五輪後調査はこの2万人を追跡する形で、同様に均等割り付けした1000人を対象に3月2日に実施した。いずれもインターネット調査会社を通じて実施しているという。
今回は速報版としてランキング形式の結果を発表しているが、この五輪前後にわたる調査は、競技の普及におけるスポーツイベントの影響や選手のイメージ形成など、スポーツマーケティングの研究に活かしているtのこと。
感動指数では、1位が浅田真央選手、2位が高橋大輔選手、3位が鈴木明子選手となった。感動指数とは、五輪で中継(録画・ダイジェスト放送含む)を見た選手に関する評価を尋ね、評価の高低で付けた点数を合計したもの。五輪後調査だけで算出した。どれほど多くの人の心を動かしたかが分かり、評価の全体的な規模の大きさを示すものとなっている。
活躍満足指数では、1位が長島圭一郎選手、2位が小平奈緒選手、3位が加藤条治選手となった。活躍満足指数とは、五輪前調査で算出した期待の大きさ(期待を尋ねた回答を点数化して合計したもの)と、五輪後調査の評価の高さのポイント差を順位付けしたもの。どれほど多くの人が期待を上回る活躍だったと評価したかが分かる。
評価上昇指数では、1位が穂積雅子選手、2位が小平奈緒選手、3位近江谷杏菜選手となった。評価上昇指数とは、五輪前調査で算出した期待の大きさに対し、五輪後調査の評価がどれほど上昇しているかを上昇率として算出したもの。いわば、五輪による評価の“うなぎのぼり”の度合いを示している。
知名度上昇指数では、1位が國母和宏選手、2位が長島圭一郎選手、3位目黒萌絵選手となった。知名度上昇指数とは、全選手について、五輪前・五輪後の両方の調査で知っているかどうかを尋ねた。この各選手の知名度を五輪前後で比較し、五輪によってどれほど知名度が上昇したかが分かる。
観戦率では、1位が浅田真央選手、2位が安藤美姫選手、3位が高橋大輔選手となった。観戦率とは、全選手について、五輪で中継(録画・ダイジェスト放送含む)を見たかどうかを尋ねた質問で、各選手の「見た」と回答された比率を順位付けしたもの。五輪期間中に各選手がどのくらい見られたかが分かる。
競技では、「競技感動指数」「競技観戦率」「五輪以外でも見たい競技」で、いずれもフィギュアスケートが1位を獲得した。
産業能率大学=http://www.sanno.ac.jp/
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